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令和6年11月5・6日「開創150周年慶讃法要を厳修」お礼のご挨拶

この度、当寺開創一五〇周年法要に当たり、皆さまには御随喜御加担を賜り有難うございます。

特に永平寺八十世南澤道人禅師(当山十世)を始め本山七十八世宮崎奕保禅師十七回忌(当山八世再中興)法要導師の永平寺監院小林昌道老師ならびに記念講演をお勤めの東北福祉大学学長千葉公慈先生に厚くお礼を申し上げます。

御存知のように、宲相山中央寺は明治七年(一八七四) 八月、大教院(曹洞宗宗務局) の命で曹洞宗初代管長諸嶽奕堂禅師の代理として西有穆山禅師と共に随行して小松萬宗和尚が赴任し、当時の開拓使松本十郎判官の許可を得て、その草創にかかるものです。両山の基金にてはじまり、明治十五年、永平六十一世の環溪密雲禅師の御巡錫によって永平寺直末となり、その経営は二世萬(卍)宗和尚に託されました。

ここに、開山環溪禅師、開基穆山禅師と尊称している由縁です。以来歴代住職十代に渡り、法灯護持と檀信徒の護持を仰ぎ今日に至っています。

その由縁を伺うに五十回忌ごとに記念の事業と法要を務められています。これ一重に本山はもとより中央寺末山会、中央寺護持会、中央寺吉祥婦人会等々檀信徒のご協力によるものであります。
そこで今回の記念事業として『中央寺史』の編纂を発願したしだいです。完成までには四、五年かかると存じます。未だ公表されていない五世中興橘成典老師や六世重興福井天章老師等の語録も翻刻を計画しています。

一巻目は、開山・開基・二世小松萬宗・三世三澤松偃各諸老師に就いてまとめ、只今一意進行中です。来年の開山忌までには発刊の予定です。
聊か希望を述べお礼の言の葉といたします。

敬 白

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